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2025.09.24

累計1億2,000万食を突破。経営企画が描く「nosh」の未来とは

経営本部 本部長/山本 敏幸(右)

経営本部 経営企画部 部長/菊岡 達希(左)

事業と組織の両方を強化し、飛躍的な成長を支える

──はじめに、貴社の事業概要と今後の成長戦略を教えてください。

山本:「世界中の人々が健康で豊かに生活できる未来を届ける。」というミッションのもと、健康に配慮した冷凍弁当を定期配送する「nosh」というサービスを展開しています。サブスクリプション形式の宅配サービスを採用したのは、必要なときだけ利用するのではなく、一人一人が手軽に健康的な食習慣を継続できる仕組みをつくりたい、日常的に健康を支え続けたいという思いがあったからです。 私が入社した2021年に累計1,000万食を超えましたが、2025年4月にはサービス開始から約7年で累計1億2,380万食を突破するまで事業規模が拡大しました。一方で食品市場は非常に大きいため、まだまだ成長余地があります。今後はより幅広い層への浸透を成長戦略の一つとし、海外展開も視野に入れています。また「食」領域にとどまらず、ミッションにある通り、例えば運動やメンタルヘルスなど、より広範な「健康」分野へと事業を拡大することを検討しています。

──そのなかで経営企画部はどのような役割を担っているのでしょうか。

菊岡:経営企画部では、主に3つの役割を担っています。1つ目は、予算の策定と精密な予実管理により、会社の目標達成を支援することです。目標達成に向け、各部門の予算や、人員計画の総合的な管理に取り組んでいます。2つ目は、成長戦略の策定と実行を通じて、事業拡大と全社の成長を力強く支えることです。市場ニーズ・変化を見据えた成長戦略の策定・実行をするなかで、新規事業の立ち上げにも関与します。3つ目は組織設計とガバナンスの強化であり、ルール整備と組織づくりを通じて、迅速で効率的な会社運営の実現に取り組んでいます。このプロセスでは、経営層と緊密に議論を重ねながら全体設計を行っています。 直近は1つ目と3つ目の取り組みに注力していましたが、持続的成長を目指して、2つ目の「成長戦略の策定と実行」の取り組みも強化しています。

事業成長の「勝ち筋」を肌で感じ、新規事業にも生かせる環境

──山本さんが経営企画部の特色や強みとして感じる点は何でしょうか。

山本:経営企画部では、会社全体の情報を俯瞰し、各事業部の状況を常に把握する力が求められます。当社では、こうした情報に精通するため、取締役会や執行役員会といった経営にまつわる会議を当部署が運営し、経営層との頻繁なコミュニケーションを通じて理解・連携を深める仕組みが整っています。 また、当社の事業において、創業者や経営層の考えがミッションや戦略に色濃く反映されています。一般的に新規事業で安定した利益を出すことは難しいとされるなかで、「nosh」は継続的な成長を遂げており、その経営や戦略に直接触れながら「勝ち筋」を学べる点は、経営企画部で働く大きな魅力の一つだと考えています。

──菊岡さんは2024年にコンサルティングファームからキャリア入社されたそうですが、ナッシュで働く魅力をどのようなところに感じていますか。

菊岡:学生時代から「食と健康を通じてグローバルな視点で社会に貢献したい」という思いを抱き、コンサルティングファーム業界に進みました。以後、約5年半にわたり同業界で業務に従事してきました。 転職を決意したのは、食と健康の領域により直接的に関わりたかったからです。多くの企業を検討するなかで、私が学生時代から大切にしてきた「食と健康を通じて世の中に貢献する」という自身のパーパスと、当社のミッションが一致したことが転職の決め手となりました。 コンサルティングの仕事はクライアントビジネスなので、業界の利益構造や課題領域に案件への関与が左右されます。そのため、自身が志向していた食や健康領域への関与がなかなかできない、また、できたとしてもスコープが定められており、かつあくまでコンサルタントとしての役割であるという前提にジレンマを抱えるようになっていました。一方、当社の経営企画部では先ほどの役割の通り、持続的成長に向けた事業開発等に直接的に関与しながら日々の業務を全うできることが魅力です。 また、当社は設立して10年未満ですが、ベンチャー企業のスピード感だけでなく、大手企業のような安定した経営基盤を兼ね備えていると感じています。その点では、大手企業からジョインされる方も違和感なく組織になじみやすいかと思います。

課題の本質を見極め、幅広く挑戦できることが成長につながる

──今回、経営企画部で人材を募集している背景についてお聞かせください。

山本:事業成長が著しいなか、経営企画部が担う業務領域はますます拡大しています。各事業においては、専門家の意見を反映させるだけではなく、課題の本質を深掘りし、明確にする力が求められます。事業や業務範囲の拡大に伴い、人員強化を図ることで、一人一人が取り組むべき業務により多くの時間を割き、そのレベルをさらに引き上げることが喫緊の課題となっています。このような課題が、現在の人材募集の背景です。

菊岡:私たちに求められているのは、専門分野の知識にとどまらず、仮説立てて課題を的確に見極め、解決に向けた道筋を描く能力です。ガバナンス関連の業務を例にすると、ガイドライン等の一般的な基準を踏まえつつ、なぜこの基準やルールが整備されているのか、また当社のミッションやビジョン、戦略に照らし合わせ、基準やルールが最適であるかどうかを深く掘り下げて考えた上で施策を検討する力が求められます。 そのため、仮説思考や本質を見極める業務に日々向き合い、実績を積んできたコンサルティングファーム出身の人材は、当社の経営企画部の業務との親和性は高いと考えています。

──具体的にはどのような人材を求めていますか。

菊岡:常に考え続けるマインドを持つ人材こそが、即戦力として活躍できると考えています。物事を筋道立てて整理し、課題の本質を的確に捉えることが重要です。また、プレゼンテーションやコラボレーションなど、業務推進に欠かせないスキルも大切です。常に考えることが好きな方にとっては、この仕事は天職だと思います。

山本:別の視点で考えると、事業開発に関わる業務も多いため、ゼロからイチを生み出す力も求めています。 繰り返しになりますが、ベンチャー企業のような軽快なフットワークと、大手企業に匹敵する安定した経営基盤を併せ持っています。そのため、新規事業へのコミットメントと期待は非常に大きく、必要な投資を十分に行える環境が整っています。 実際に、ペットの健康を考えたドッグフードの定期配送サービス「nosh DOG(ナッシュドッグ)」のように、既存事業とは異なる領域でも新規事業を立ち上げ、強固な事業へと成長させるために推進しています。 大手企業やメガベンチャーで新規事業を立ち上げたり、あるいは経営企画・事業企画に携わってこられた方にとっては、ご自身の知見と経験を存分に発揮し、さらに磨ける、極めて魅力的なフィールドだと考えています。

事業成長を追求しながら自身も成長できる

──最後に、記事を読んでいる方に向けてメッセージをお願いします。

山本:常に変化し成長し続けるベンチャー企業だからこそ柔軟かつ迅速に提案が採用され、その結果、自社の成長をダイレクトに実感できる点が魅力です。このダイナミックさこそが、当社で働くやりがいにつながります。また、経営層と二人三脚で事業を成長させる経験は、次のキャリアステップにも大いに役立つと感じています。

菊岡:当社は「常にチャレンジする」というカルチャーを大切にしており、私も入社して1年未満で、自分自身の変化を如実に感じています。急激な成長を遂げるなかで、対応する領域や理解すべき要素が複雑化し、課題の本質を見極める難易度も高まっています。しかし、それが自身を成長させる追い風にもなると確信しています。 まだ若い企業であるため、確立されていない部分も多くありますが、その分、新たな人材が活躍できる余地も広がっています。ぜひ一緒に、次の時代を乗り越える経営企画部を構築していきましょう。

出典:ビズリーチ掲載記事(2025年5月29日公開)より転載

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