ナッシュ独自のビジネスモデルで
日本中の家庭に健康的な食事を届けたい

私たちナッシュが急成長を果たしてきた理由。それは、多くのお客様に支持される魅力的な商品と、それを生み出す開発力やビジネスモデルにあると考えています。果たしてそれはどのようなものなのでしょうか。

そこで今回は弊社の取締役企画管理本部長・明海亮に登場してもらい、ナッシュならではの強みや事業戦略、今後のビジョン等について語ってもらいました。

プロフィール写真

ナッシュ株式会社
取締役 企画管理本部長

明海 亮

大学卒業後、建築会社に入社。その後、公認会計士の資格を取得し、監査法人に転職。以降、上場支援、IR、株主総会や決算報告説明会、HR戦略、中期経営戦略、M&A、新規事業企画などの経験を積んだ後、ナッシュに転職。現在は、取締役企画管理本部長としてコーポレート部門全体を統括する。

目次

    健康に特化した商品と、独自のビジネスモデルが強み

    今回はナッシュの事業戦略について聞いていきたいと思いますが、その前に、まずは簡単に事業内容の紹介をお願いします。

    明海 当社は、「社会全体を健康に」を企業理念に掲げ、食生活を通じて生活習慣病の改善に立ち向かうため、糖質30g以下、塩分2.5g以下に抑えた健康的な冷凍弁当noshの製造・販売を行っています。安全な食材のみを使い、ISO 9001という国際規格に準じて品質管理も徹底。

    さらに、商品の企画・開発から製造、販売までを一貫して自社で行い、常時60アイテム以上の自社商品からお客様それぞれのニーズに合った商品を定期配送にてお届けしています。

    2016年に設立されて以来、着々と事業を拡大させてきたナッシュですが、現状の立ち位置をどのように捉えていますか?

    明海 サービスを開始して以来、4年半でnoshの累計販売食数は3000万食を超え、現在も多くのお客様からご好評を得ながら、事業は拡大しています。

    リモートワークの増加といった生活環境の変化や食事の摂り方の多様化にも後押しされ、事業開始時に描いた計画通りの成長を遂げ、今後もその流れは続くものと予想しています。

    一方で、noshは同種サービスの中では比較的認知されているほうではありますが、中食領域で見れば、まだまだ知名度は高くありません。

    もちろん知名度の向上=業績拡大と単純に言えるものではありませんので、今後は潜在的なnoshユーザーに対し、適切に認知拡大を行っていきたいですね。

    競合との差異については?

    明海 競合との一番の違いは、アイテムで見ると「健康的であること」に特化した商品であることでしょう。すべての商品において糖質30g以下、塩分2.5g以下という自社で設定した栄養価基準を達成しています。

    また、ビジネスモデルにおける差異は、徹底的に内製化にこだわっていること。時代に逆行しているようにも見えますが、商品化までのスピード、柔軟な商品設計やサービス体制、お客様の声をすぐに反映できる点など、内製化するからこそ得られる効果も大きいです。

    もちろん内製化するためには先行投資がそれなりに必要となってきますが、そこをしっかりと行い、事業の拡大によって投資分を回収しています。

    独自のビジネスモデルは確かにナッシュの強みの一つですよね。改めて、「ナッシュのコスト構造」と「顧客の声に即応える商品開発力・Web開発力」について教えてください。

    明海 さきほども申したとおり、当社は自社製造にこだわり、ほとんどの商品を自社工場で製造しています。

    これにより、製造を外部委託することで発生する委託費用を抑えるとともに、製造オペレーションを徹底的に見直し、柔軟な商品製造を行うことで、コストの最適化が可能となるわけです。

    また、「顧客の声に即応える商品開発力」に関しては、顧客を対象にアンケート調査を行い、その結果をもとに3名のシェフ+3名の管理栄養士が商品企画会議を実施。1週間のうちに3つの新メニューを開発し、商品化します。

    一方、「顧客の声に即応えるWeb開発力」に関しても、顧客を対象にアンケート調査を行い、その結果をもとに社内エンジニアがUIを即日改修。さらに、ABテストを重ねてより良いUI/UXを実現させています。

    多くの家庭で常備されるようなアイテムに育てる

    ナッシュがさらなる成長を目指すうえで、今後最も重視していくことは何ですか?

    明海 当社および当社サービスはまだまだ成長途上にありますので、まずは認知度のさらなる向上と事業規模の拡大を重視していきたいと考えています。

    また、ユーザーの数は確実に増えてきていますが、商品構成がまだ単純であることも大きな課題です。様々な顧客がnoshに満足し、継続して利用してもらうためには、商品構成やラインナップなどアイテムの充実を図っていく必要もあるでしょう。

    加えて、安定してきている既存事業を土台に、新しい取り組みにも積極的にチャレンジしていきたいですね。

    ちなみに新しい取り組みに関してはいろいろとアイデアがありますが、具体的な内容はまだ秘密にしておきます(笑)。現在そのうちのいくつかを検討しており、社内で準備を進めている最中ですので、楽しみにしていてください。

    では最後に、ナッシュが追っている短期的、長期的な目標や今後の展望などを教えてください。

    明海 2018年からnosh事業をスタートさせ、まだ5年弱しか経っていませんが、累計で3500万食の商品を販売してきました。需要は未だ増加している状況であり、2022年中には4000~4500万食の販売を達成したい。それが短期的な目標です。

    一方、長期的にはnoshを多くの家庭で常備されるようなアイテムに育てていきたいと考えています。

    また、事業規模の拡大を達成しながら、収益性の向上も確保するために、サプライチェーンを可能な限り自社で完結できるようにもしていきたいです。

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